「ANAカードファミリーマイル」。家族でマイルを合算して利用できるサービスです。会員条件・申込方法・特典利用者範囲などについて簡潔にまとめてみました。
- 1.ANAカードファミリーマイルとは
- 2.家族の中からプライム会員にマイルを集約。ファミリー会員は最大9名まで登録可能。
- 3.プライム会員とファミリー会員の条件
- 4.ファミリーマイルの申込方法
- 5.ファミリーマイルの特典利用範囲
- 6.ファミリーマイルの対象特典
- 7.ファミリーマイルの利用上の注意点
- まとめ
- 補足:ANAマイルを爆発的に貯める方法を大暴露!
1.ANAカードファミリーマイルとは
東京(羽田)-沖縄往復のレギュラーシーズン1名分の特典航空券を予約するのに必要なマイル数は18,000ANAマイル。
例えば、
夫が20,000ANAマイル
妻が16,000ANAマイル
を保有している場合、妻は2,000ANAマイル不足しているので、夫1名のみしか東京-沖縄間の特典航空券を確保することが出来ません。
しかし、夫のマイルに妻のマイルを足し合わせてしまえば、どうでしょう。20,000+16,000=36,000ANAマイル。2名分の必要マイル数になり、東京-沖縄間の特典航空券を2名分確保することが可能になります。
家族の「代表者」にマイルを集約して利用する。これが「ANAカードファミリーマイル」の最大のメリットです。
それでは、その利用条件を具体的に解説していきましょう。
2.家族の中からプライム会員にマイルを集約。ファミリー会員は最大9名まで登録可能。
ファミリーマイルを利用するためには、
①プライム会員(親会員:サービス代表者)を1名決定
②サービスに参加するファミリー会員(子会員)を1~9名まで登録
する必要があります。
これによって、プライム会員(親会員:サービス代表者)にファミリー会員(子会員)のマイルを集約させることが可能になるわけです。すなわち、プライム会員を含めて最大10名分の家族のマイルを足して使えることになります。
3.プライム会員とファミリー会員の条件
ちなみに「プライム会員」と「ファミリー会員」には、下記の条件があります。
1)プライム会員
◆「ANAカード個人本会員」
なお、ANAカードは、カード券面に「ANA CARD」と記載のあるカードです。
2)ファミリー会員
ファミリー会員は、プライム会員と生計を同一にし、同居する「配偶者・同性パートナー」および「一親等以内の家族」で、
◆「ANAカード個人本会員」または「ANAカード家族会員 」
または
◆「ANAマイレージクラブ会員(※18歳未満および18歳の高校生の場合) 」
となっています。
ファミリー会員は、基本的に「ANAカード(個人本会員もしくは家族会員)」を所有している必要があります。なので、名称もANAカードファミリーマイルです。ただし、特例として、18歳未満および18歳の高校生は「ANAマイレージクラブ会員」でも構わないということになります。
一親等以内の家族の範囲については、下の画面が分かりやすいです。本人から見れば、配偶者、親、子という範囲ですね。そして、プライム会員と「生計が同一」であること「同居」していることがミソですね。
<引用:ANAホームページ>
ちなみに、誰を「プライム会員」にするかというのは、重要です。プライム会員を中心に、マイルを集約できる範囲や特典を利用できる範囲が決まってくるので、注意して決めましょう。
なお、一度登録した情報を「変更」または「削除」する場合は、変更手数料として1名あたり5,000ANAマイル必要になります。頭に引っ掛けておきましょう。
4.ファミリーマイルの申込方法
「ANAカードファミリーマイル」を利用するには、プライム会員になる人が登録の申込手続をする必要があります。なお、登録手数料は無料です。
そして、申込手続の方法は、「オンライン」と「郵送」の2種類に分かれます。
◆ オンラインで申込
ファミリー会員が、プライム会員のANAカード家族会員のみの場合
◆ 郵送で申込
ファミリー会員が、プライム会員のANAカード家族会員以外の場合
プライム会員の家族会員でなければ、郵送手続一択です。私の家族も家族会員のANAカードは所有していないので、郵送手続を行いました。なお、郵送手続の場合は、下記のいずれか1点を申込書に同封する必要があります。
1.各種健康保険証のコピー
参加申込を行う方の氏名・生年月日・住所記載面(カードタイプの場合は両面)
2.住民票
発行から3ヶ月以内のもの。参加申込を行う方の続柄・氏名・生年月日が記載され、個人番号〈マイナンバー〉の記載がないもの(コピー可)
家族会員でない場合に書類が必要な理由としては、「同居」や「一親等以内」という条件が審査されるということでしょう。なお、個人番号(マイナンバー)カード、通知カードは確認書類になりませんので注意が必要です。
具体的な申込手続の方法については、下記のANAホームページに詳しい記載がありますので参照してください。
5.ファミリーマイルの特典利用範囲
ANAファミリーマイルの特典を利用できる範囲は、「プライム会員」、「会員の配偶者・同性パートナー」および「2親等以内の家族」となっています。なお、特典を利用するためには、「特典利用者登録」が必要です。プライム会員を除いて最大10名まで登録ができます。
特典利用者登録に関する記事は下記を参照してください。
特典利用者の範囲は、下の画面が分かりやすいです。二親等以内なので、かなり多くの人が利用できますよね。
引用:特典ご利用にあたってのご案内│マイルを使う│ANAマイレージクラブ
参考までにファミリー会員となれる範囲を赤で囲んでみました(配偶者・同性パートナーおよび一親等以内の家族)。なお、同一生計・同居が条件であることは前述した通りです。
したがってANAファミリーマイルは、
①同一生計・同居している一親等以内のファミリー会員からマイルを集約可能。
②集約したマイルは、プライム会員から2親等以内の方が利用することができる。
ということができます。素晴らしいシステムですね。
6.ファミリーマイルの対象特典
ANAファミリーマイルの対象となる特典については、下記の通りです。
◆ ANA国内線特典航空券
◆ ANA国際線特典航空券
◆ ANA国際線アップグレード特典
◆ 提携航空会社特典航空券
◆ ANA SKY コイン
上記以外の特典、バニラエア特典航空券、「いっしょにマイル割」には利用できませんので注意しておいて下さい。
7.ファミリーマイルの利用上の注意点
ANAファミリーマイルの利用上の注意点です。
◆特典交換の際は、プライム会員が申込手続をする必要があります。なお、プライム会員は、「ファミリーマイルサービスを使う方法」と、「個人のマイルのみを使う方法」を選ぶことができます。
◆また、ファミリー会員のマイルは、ANAファミリーマイルに登録しても、引き続き個人のマイルとしても利用可能です。
◆ファミリーマイルサービスでの特典交換の際は、各会員に積算されたマイルのなかで有効期限が近いものから順に引き落とします。マイルの有効期限が同じ場合には、減算マイル数が少ない口座、プライム会員、ファミリー会員の順に引き落とされます。
まとめ
「ANAカードファミリーマイル」。会員条件・申込方法・特典利用範囲などについて簡潔にまとめてみました。少しでも誰かの参考になれば幸いです(^^)!
補足:ANAマイルを爆発的に貯める方法を大暴露!
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