ハピタスポイントが毎月30万までチャージできるポレット(Pollet)Visaプリペイドカードが届きました。その特徴と申込から実際に使ってみた感想まで、まとめて解説します。
1.ポレット(Pollet)とは
ポレット(Pollet)は2017年3月7日からリリースされた「Visaプリペイドカード」です。
発行元は(株)セディナ。
開発・運営会社は「Pollet株式会社」。ポイントサイト・ハピタスの運営会社である「オズビジョン」出身社員の新会社です。
ハピタスユーザーにとって、特筆すべきはハピタスで貯めたポイントを月30万ポイントまでチャージ可能というところですね。後ほど説明しますが、ハピタスポイント利用に関しては大幅な規制緩和です。
それではまず、ポレット(Pollet)の特徴から見ていきましょう。
2.ポレットの特徴
1)ふえる
「ふえる」とは、チャージするたびに0.5%増量されるということです。1万円チャージすると50円分増量チャージされます。ちなみに回数の上限はありません。
通常クレジットカード決済ではポイントが「後で付与」されますが、ポレットではチャージした段階でポイントが「先に付与」されていると考えて貰えれば分かりやすいと思います。
2)つかえる
「つかえる」とは全国のコンビニやスーパー、そしてネットショッピングまで、世界200以上の国と地域にある約4,000万の「Visa加盟店」で利用することができます。ポレットは「Visaプリペイドカード」なので、使い方としては「クレジットカード」と全く変わりません。
3)まとまる
「まとまる」とは様々なポイントサイトのポイントを一つにまとめてポレットで利用できるという「ポイント共通化システム」です。これによって、「ポイントを交換して利用するのに手間がかかる」といったことや「普段使いがしにくい」といったことを一気に解消できますね。画期的なシステムです。
現在、ハピタスのみチャージできるようになっていますが、今後チャージできるポイントサイトが拡大されていくようです。期待したいです。
4)かんたん
「かんたん」とは「与信調査:不要」「発行手数料:無料」「年会費:無料」「12歳~:発行可能」となっており、簡単に発行できるということです。ポレットは「Visaプリペイドカード」なので、「与信調査:不要」というのがお手軽ですね。
5)あんしん
「あんしん」とは、ポレットは「Visaプリペイドカード」なので、チャージした分だけしか利用できません。なので、クレジットカードのように「使いすぎ」の心配がないということです。
また、カードを紛失・盗難などにあった場合、ポレットアプリから停止の手続きをすることができます。いざというときに手元で停止できることも安心につながりますね。もちろんセディナアンサーセンターへ電話連絡でも可能です。
3.チャージの基礎知識
さて、ポレットの特徴をつかんだところで、次は「チャージ」に関する基礎知識を頭にいれておきましょう。
1)チャージの方法
「チャージの方法」ですが、下記の3通りあります。
①ポイントチャージ
ポイントサイト「ハピタス」等(今後も追加予定)で貯めたポイントを利用してチャージできます。
②クレジットチャージ
クレジットカードを使ってチャージできます。なおチャージできるクレジットカードの種類は「Visa」「MasterCard」「(株)セディナが発行したカード」となります。
なお、注目して頂きたいのが、クレジットカードでチャージした場合、クレジットカード会社独自のポイントも通常通り獲得することが出来るという点です。ポレット分も増量できるため「還元率を0.5%上乗せ」しているのと同じことなんですね。かなりおトクだと思います。
③ペイジーチャージ
インターネットバンキングのペイジーからチャージ可能です。
2)チャージ手数料
「チャージ手数料」は下記の2通りです。
○「無料」
「ポイントサイト」及び「(株)セディナが発行しているクレジットカード」からのチャージ
○「1回あたり300円」
「その他クレジットカード」及び「ペイジー」からのチャージ
基本的にはできるだけ手数料が「無料」のポイントサイト等を利用してチャージするようにした方がよいと思います。
3)チャージの反映時間
「チャージの反映時間」も頭に入れておきましょう。
○ ポイントサイト:2時間程度~各ポイントサイトのタイミング
なお、ハピタスでのチャージは2時間程度とのことです。今後追加されるポイントサイトについては、現在未定ですね。
○ クレジットカード・ペイジー:リアルタイム
4)チャージの上限
次に「チャージの上限」についてです。
○ ポレット自体に貯めることができる「最高額」は100万円分まで
○ 1回あたりチャージできる「最高額」は50万円まで
クレジットカードやペイジーからのチャージに関しては、ポレット自体の上限(50万円)です。
○ ポイントサイトからのチャージするにあたってポイントサイトに交換上限額が定められている場合は、そのポイントサイトの交換上限額が1回あたりにチャージできる「最高額」
現在、チャージ可能なポイントサイトは「ハピタス」のみですが、月に30万円の交換上限が定められています。
4.ハピタスポイント利用ルート
特徴とチャージの基礎知識が理解できたところで、ハピタスポイント利用ルートからポレット(Pollet)のメリットを見ていきましょう。
初めての方に少し説明を加えると、これまでハピタスではポイント利用ルートは、3つに限られていて、どれもネックがありました。
そう言った状況を打破するために出た第4の新サービスがポレット(Pollet)になります。
① ポイント交換
② ハピタス堂書店
③ zoto
④ ポレット(Pollet)
それぞれざっくり見ていきましょう。
1)ポイント交換
ハピタスでは、貯めたポイントを「現金」や「他のポイント」に交換できます。陸マイラーであれば「ドットマネー」への交換ルートが定番ですね。
しかし、毎月のポイント交換上限が3万ポイントまで。ハピタスポイントを大量に獲得するユーザーにとっては、貯まったポイントを使いたくても全く使えないという部分が大きなネックとなっています。
2)ハピタス堂書店
「ハピタス堂書店」は、「本・電子書籍・CD・DVD・雑誌」を販売しているオンライン書店です。「送料無料」「ポイント還元率7%」というオンライン書店最強?!ではないでしょうか。
「毎月3万ポイント交換上限」とは別に「ハピタス堂書店」でハピタスポイントを「無制限」で利用可能です。しかし、「ハピタス堂書店」での利用に限られているというところがネックです。そんなに書籍等を購入しない人には無いに等しいサービスですね。
3)zoto(ゾートー)
「zoto」とは、2016年11月29日よりリリースされた、コンビニスイーツや有名カフェのギフトチケットなどを、LINE・Facebook・メールなどで「手軽」に贈れるサービスです。
「毎月3万上限のポイント交換」とは別に「毎月10万ポイントまで」利用可能となっています。ただ、zotoのサービスが始まったばかりなので、購入可能なギフトカードの種類が少ないということがネックです。欲しいギフトカードが無ければ無いに等しいサービスですね。
4)ポレット(Pollet)
ポレット(Pollet)は、これまでネックであった「ポイント交換上限」「利用用途に限りがある」といった部分を大きく打破する画期的な新サービスです。その点で特徴をおさらいすると、、、
○ 「毎月3万上限のポイント交換」とは別に「毎月30万ポイントまで」利用可能
○ 全国のコンビニやスーパー、そしてネットショッピングまで、世界200以上の国と地域にある約4,000万の「Visa加盟店」で利用することが可能
ということでしたね。ハピタスポイント利用において大幅な規制緩和であるということがわかると思います。
5.ポレットの申込と使い方
ポレットの特徴やハピタスポイント利用におけるメリットが理解できたところで、次はポレットの申込方法について解説します。
なお、参考までにハピタスへ未登録の方は下記のリンクから登録可能です。
それでは参りましょう。
1)ポレットの申込
アプリストアでポレット(Pollet)をインストールします。私はiphoneから「App Store」を利用してインストールしました。
1.「入手」をクリック。
2.「同意してはじめる」をクリック。
3.「サイトでログイン」をクリック。
4.ハピタスのログインフォームとなります。メールアドレスとパスワードを入力して「ログイン」をクリック。
5.ハピタスポイントをチャージします。私はポイント残高も多くないのでとりあえず10,000円分のポイントをチャージすることにしました。「確認」をクリック。
6.内容確認画面となります。「チャージする」をクリック。
〔備考〕平成29年3月7日~平成29年5月31日までキャンペーンをやっています。ハピタスポイントからの「初回チャージ」に限り「5%」増量されるキャンペーンです。
私の場合、10,000円分ポイントチャージしたので500円分増量されています。
7.カード発行手続き画面です。メールアドレスを入力して「次へ」をクリック。
8.カード申込が完了します。申し込みから最大2週間で届きます。
2)ポレットカード認証
1.カードは普通郵便で届きます。私の場合1週間程度で到着しました。
2.ポレットのアプリを開いて「使い始める」をクリック。
3.カード認証画面となります。会員番号とパスワードを入力して「認証」をクリック。会員番号は、カード「裏面」の16桁の数字です。「表面」の数字ではないので注意してくださいね。
これにて利用可能となります。
3)ポレットカードを使ってみた
とはいえ、ホントに利用できるか心配だったので早速利用してみました(笑)
まずは近くのコンビニでコーヒーを購入してみました。無事に購入できましたよ。ホッとしました(笑)
アプリにて「カードの使い方」が記載してありますが、こういうやり取りが初めての方は、店員さんには、
○ 「Visaカード」で!
○ サインを求められたら「氏名をサイン」
○ 支払い回数を聞かれたら「1回で」(分割不可)
と伝えましょうね。
当日は、ホワイトデーでしたのでお返しに妻の大好物の「うなぎ」を食べに行きました。もちろん支払いはポレット(Pollet)で(笑)
実際ポレットを利用してみて、正直、なんか妙にテンション上がりましたよ。日頃の自分のポイント活動で貯めたものがこのようにして使えるというのは、すごく新鮮な感覚ですね。一気に苦労が報われるような気分にもなりました。
先にチャージしているので、後から支払いが発生しないということと、自分の財布が痛まないというのは、なかなかいいものです。
まとめ
ハピタスポイントがチャージできるポレット(Pollet)Visaプリペイドカードの特徴と申込から使い方を解説しました。
陸マイラーにとっては、マイルを貯める上でメリットになるわけではありませんが、ハピタスポイントの利用の幅が大きく広がったことは非常によい思います。
私の場合、今はハピタスポイントはマイル交換をメインで行なっていますが、ポイントに少し余裕があればポレットでもっと利用してもよいかなというところです。
まだまだポイント活動を精力的に頑張らねばなりません(汗)